成人式 へアメイク 注意点

成人式当日のマナーについて

成人式当日は、男性はダークスーツにネクタイ、女性は振袖というのが一般的な服装です。男性は最近では羽織袴をよく見かけるようになりましたが、女性の袴は成人式当日は止めておいた方が良いでしょう。袴は元々剣道の時などに着用するように、足元を活発に動きやすくするために作られた活動着なので、やはり成人式のイメージとは合わなくなってしまうと思います。男性の場合は、さほどマナーなどを気にする必要はないのですが、女性の場合は振袖なのである程度はマナーを覚えておくと振袖姿がより一層美しく見えます。例えば、成人式の会場で椅子に座る時です。この時は、そのまま座るのではなく、両方の袖を二枚重ねて左手でそれを持ち、お尻から椅子に腰をかける感じで座ります。座っている時に袖が汚れないように膝の上で重ね、さらにその上にハンカチなどを乗せておくと良いでしょう。座った時にあまり深く腰かけてしまうとせっかくの帯が崩れてしまうので、腰の後ろの辺りに持っているバックなどを置いて、深く腰かけないようにしておくのもいいかもしれませんね。また、階段の昇り降りにも注意が必要ですね。振袖姿で歩くのさえも大変だと思いますが、階段の前まで来たら、一度立ち止まり、草履を深く履くといいでしょう。足をあげた瞬間に階段で草履が脱げてしまうなんてことを防ぐためです。袖は椅子に座る時と同様に、両方の袖を二枚重ねて左手で持ち、裾がはだけてしまわないように右手で押さえながらゆっくりと昇り降りをすると、とっても美しく見えます。これだけのマナーを頭に入れておくだけで、振袖を着た時に、より一層、女性らしくしとやかに見えるでしょう。